【得する!ホームページ運営】ホームページのサブスクリプション

【得する!ホームページ運営】ホームページのサブスクリプション

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サブスクリプションのサービスをご利用しているでしょうか?

音楽、動画、映画、ソフトウェア、自動車などさまざまなサブスクリプションサービスが提供されています。

ホームページもサブスクリプション形式で提供する制作会社が多くなっています。

この記事では、ホームページをサブスクリプション形式にするということの説明や、そのメリット/デメリット、注意点を解説していこうと思います。

ポイント
  • ホームページをサブスクリプション形式にするということ
  • ホームページをサブスクリプションにするメリット・デメリット
  • ホームページをサブスクリプションする際の注意点

サブスクリプション(サブスク)とは

Wikipediaによると、サブスクリプションとは、

サブスクリプション(英語: subscription)は、定額料金を支払い利用するコンテンツやサービスのこと。商品を「所有」ではなく、一定期間「利用」するビジネスモデル。日本ではサブスクとも略される。

Wikipediaより

語源である英語の「サブスクリプション」(英語: subscription、英語: subscribeの名詞形)には、雑誌の「予約購読」「定期購読」「会費」の意味がある。転じて「有限期間の使用許可」の意味となった。
その後、コンピュータ用ソフトウェアの年間契約使用料などに導入され、電子書籍の読み放題サービス、音楽配信・動画配信サービス・ストリーミング再生などの支払い方法にも、サブスクリプション方式が導入された。携帯電話やスマートフォンの有料アプリの支払い方法にも導入されている。
Amazonプライム、U-NEXT、Hulu、Netflixなどの定額制動画配信サービス(Subscription Video on Demand:SVOD)は、サブスクリプション方式による動画配信(ビデオ・オン・デマンド)である。

Wikipediaより

Wikipediaの説明は比較的わかりやすいかなと思います。要するにサブスクリプション(サブスク)とは、サービスを一定期間定額制で利用するということになります。

例えば、自動車を購入する場合とサブスクで利用する場合を考えてみましょう。

自動車の購入には数百万円の費用がかかります。また、保険や燃料代として月々数万円、年1回の自動車税、2年に1回の車検費用、その他にメンテナンスや故障時の修理費と、購入後も維持費がかかります。モデルチェンジがあったとしても、購入した自動車を新しいモデルに交換することはできません。

一方、サブスクの場合、各社サービス内容にもよりますが、高額な購入費用は必要ありません。月々の支払い額は、新車を購入した場合のローン支払額と同程度で、その中に保険料やメンテナンス費用、自動車税、車検費用が含まれていいます。モデルチェンジがあった場合も、サブスク契約し直すことで新しいモデルに簡単に乗り換えることができます。
(各社サービス内容によりますので、詳細は各社サービス内容をご確認ください。)

しかしながら、サブスクという利用方法は、新しい利用方法ではありません。これまでにも似たような利用方法として「リース」という利用方法がありました。


ホームページをサブスクするということ

通常のホームページ制作では、制作会社はホームページを制作・納品すると、そこで制作会社との契約は終了となります。
更新やメンテナンスなどがある場合は、その都度制作会社に依頼・契約するということになります。

ホームページの制作には、ページ数や機能にもよりますが、10万円〜30万円の費用がかかります。機能が増えれば100万円以上の費用がかかるようです。

また、ホームページを公開するために、サーバーというインターネットに公開されたコンピューターにホームページを配置する必要があります。通常はレンタルサーバーなどを使いますが、月々数千円程度かかります。

ホームページも自動車の購入と同じように、製作費(購入費)、サーバー運用費(維持費)、更新費(メンテナンス費)が必要になります。

ホームページをサブスクで利用する場合には、製作費は0円〜数千円でサーバー運用費や更新費は月額の支払いに含まれる、というサービス形態が多いようです。
(各社サービス内容によりますので、詳細は各社サービス内容をご確認ください。)

ポイント
ホームページのサブスクとは、高額となる制作費用を抑え、毎月一定額の維持費や更新費用を支払うことで、ホームページを運用できるということになります。

ここまでは、サブスクについて説明してきました。ここからは、ホームページをサブスクするかどうかを検討するための材料をご提供しようと思います。


ホームページをサブスクするメリット

初期費用を抑えられる

ホームページの制作には、ページ数や機能にもよりますが、10万円〜30万円の費用がかかります。機能が増えれば100万円以上の費用がかかるようです。

サブスクの場合、初期費用が数千円から数万円で利用可能です。提供会社によっては初期費用無料という場合もあります。

ホームページを持ちたいが最初はあまり費用をかけたくないという場合には、サブスクでの導入はメリットがあると思います。

簡単に修正を依頼できる

各社のサービス内容にもよりますが、月額の中で3箇所まで修正を対応してくれるなど、更新作業が含まれている場合があります。
(各社サービス内容によりますので、詳細は各社サービス内容をご確認ください。)

ホームページを運用していくと、写真を変更したい、言い回しを少し変えたい、新サービスの表示を追加したい、価格体系を変えたいなどの要望が出てくると思いますが、修正費用を考えることなく依頼することができます。

いつでも解約できる

お店を閉店した場合や、サービスが終了した場合など、ホームページが残ったままだと無用な誤解を招くことになってしまいます。

ホームページが必要なくなった場合、すぐにホームページを閉鎖することができます。

ホームページの運用費がわかりやすい

サブスクの一番の魅力は、一定期間定額というところだと思います。

ホームページの運用に関する出費が定額とわかりやすいため、予算が立てやすくなります。


ホームページをサブスクするデメリット

一定額の費用がかかる

通常サブスクでは、月額制になっている場合が多いようです。
毎月一定の費用がかかるため、月の収支に重くのしかかる場合があります。

また、サブスクの場合は利用している期間は費用が発生するので、利用期間が長くなるとホームページの製作費より高い金額を支払うことになる場合があるようです。

修正に時間がかかる

修正が発生した場合、サブスク提供会社へ修正依頼をすることになります。

サブスク提供会社の空き状況にもよりますが、修正まで時間がかかる場合があります。

解約後はホームページがなくなる

先のWikipediaの引用にもあるように、サブスクは「所有」ではなく「利用」ですので、ホームページを所有できるわけではありません。なので、解約と同時にホームページは利用できなくなる=閉鎖ということになってしまいます。


ホームページをサブスクする際の注意点

利用期間や修正頻度を考えておく

サブスクでは月々一定額の費用が発生します。このため、どこかのタイミングでホームページを制作した場合より費用が高くなる場合があります。

例えば、60万円でホームページを制作できたとします。月額1万円のサブスクを利用した場合、5年で60万円の出費となりますので、5年以上同じホームページを使い続けるのであれば、サブスクの利用はむしろ高い出費となってしまいます。

さらに注意しなければならないのは、修正頻度です。

修正が少ない場合は先ほどの利用期間のみを考えれば良いのですが、頻繁に修正する場合、例えば飲食店のように季節によりメニューを変える場合やクリスマスなどのイベント用にメニューを提供する場合などは、その都度修正が必要になります。
サブスクにはサービス内に修正対応を含んでいる場合が多いので、定額制の料金内でこられの修正を対応してもらえる場合があります。

ホームページをいつまで継続して使い続けるか、修正頻度がどのくらいあるかで、サブスクか制作かを考える必要があります。

契約内容を確認する

サブスクの利用には、最低利用期間やオプションの利用可否など、さまざまな制限が契約内容に記載されています。

契約内容を確認せずに申し込むと、思わぬ出費が発生したり、思ったようなサービスを受けられない場合があります。

また、業者によっては、契約内容を複雑にすることで、料金を引き上げようとすることもあります。

契約内容をしっかりと確認して、価格やサービス内容が妥当かどうか確認する必要があります。

更新対応の内容を確認する

ホームページのサブスクでは、ホームページの更新がサービスに含まれることが多いと思います。

しかし、一概に更新と言っても、誤字脱字の更新や文字・画像の入れ替えといった単純な作業から、ホームページ全体のデザイン見直し、あるいは新商品のページ追加など、サブスク提供会社によって考え方は様々です。

また、更新回数が決まっていて、それ以上はオプション料金(追加料金)が発生する場合もあります。

更新対応をどこまでやってくれるのか、追加の場合の費用など、確認しておく必要があります。

解約後の取り扱いについて

解約した場合、提供されていたホームページは利用できなくなる=閉鎖ということになります。

解約の理由は様々だと思います。
店舗の閉鎖などでホームページがいらなくなったという場合は特に問題ないと思います。
解約の理由がサブスク提供会社の乗り換えや、自分達でホームページを作り運用していくといった場合に問題が起きる場合があります。

例えば、ホームページのデザインを変えたくない場合に同じデザインでホームページを作っても問題ないか。ドメインはそのまま使い続けたい場合に譲渡してもらえるのか。

契約開始時点で解約後のことを考えることは難しいことだと思いますが、解約後の取り扱いについてはできるだけ確認しておく必要があると思います。


ホームページをサブスクするかどうかの基準

以上のホームページをサブスクするメリット/デメリット、注意点から、以下のような判断基準が出てきます。

高額な制作費用が出せない

事業の立ち上げ時や店舗のオープン時には、様々な費用が発生するため、ホームページ制作に費用がかけられないという場合があると思います。

このような場合には、ホームページをサブスクで用意することで、制作費用を抑えることができます。

頻繁に更新する

季節性の事業や年間のイベントが多い企業では、季節ごとやイベントごとにホームページの内容やデザインを変更したい考えていると思います。

例えば、飲食店などでは、季節によりメニューを変えたり、クリスマスのイベント時に特別なメニューを提供するような場合に、ホームページをサブスクで利用することで、費用を気にせず更新ができるようになります。

ホームページの運用の時間がない

本業が忙しい、対応できる人材がいないなどの理由で、ホームページの運用にかける時間がない場合、ホームページのサブスクを利用することで、運用を肩代わりしてもらえます。

ホームページの運用を専門家に任せて、本業に専念できるようになります。

ポイント
ホームページをサブスクするかどうかの基準
  • 事業や店舗の立ち上げ当初で高額なホームページ制作費用を捻出できない
  • 季節やイベントなどホームページの更新頻度が高い
  • 本業が忙しくホームページにかける時間がない

まとめ

本記事では、ホームページをサブスクリプション形式で利用する場合のメリット/デメリット、注意点などを解説してきました。

ホームページをサブスク形式で利用することは非常に有用です。しかしながら、サブスクリプション(サブスク)という言葉をよく聞く、初期費用が安く済む、といった理由で飛びついてしまうと、思惑通りにいかない場合もあります。

事業の内容や事業の規模などを正しく理解した上で、ホームページのサブスク利用を検討していきましょう。


 

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