ホームページ制作でWordPressをおすすめしない理由3選

ホームページ制作でWordPressをおすすめしない理由3選

はじめに

ホームページ制作を検討している中小企業の経営者の中には、WordPress(ワードプレス)での制作を考えている方が多くいます。
そして、制作会社や業者からWordPressを勧められているケースも少なくありません。

しかし、「多くの会社が使っているから安心」とは限りません。実際には、運用や管理に注意が必要です。
本記事では、まずWordPressの仕組みを簡潔に説明します。次に、導入前に知っておくべき3つの落とし穴を解説し、最後に解決策を示します。


WordPressとは? 世界中で使われるホームページ制作ツール

WordPressは、もともとブログを作るためのシステムとして2003年に誕生しました。
当初は個人向けのブログ運営を目的に開発されましたが、
使いやすさと拡張性が評価され、の高さから、今では企業サイトや採用ページ、ECサイトなどでも広く利用されています。

現在では世界中のウェブサイトの約40%以上がWordPressで構築されていると言われており、
無料で使える点や、テーマ・プラグインを組み合わせることで
多様なデザインや機能を実現できることが人気の理由です。

そのため、多くの制作会社がWordPressを推奨しています。
しかし、万能なように見えるWordPressも、
中小企業が“長期的に安心して運用する”にはいくつかの大きな注意点があります。


中小企業が知るべきWordPressの落とし穴3つ

WordPressは多機能で柔軟な反面、
「管理や運用に手間がかかる」「専門知識が必要」など、
見落としがちな課題が潜んでいます。

ここでは、実際に多くの企業が直面する3つの代表的な問題を解説します。


理由①:アップデート管理の負担とリスク

WordPressは、プラグインを追加するだけで機能を広げられます。
例えば、お問い合わせフォームやスライダー、SEO対策などを簡単に導入できます。

しかし、その「簡単さ」の裏には、多くの管理作業とリスクが潜みます。

アップデートの多さと手間

WordPressはオープンソースのソフトウェアです。そのため、本体・テーマ・プラグインがそれぞれ頻繁にアップデートされます。

一見「更新ボタンを押すだけ」で済むように見えます。しかし、実際には次の手順が必要です。

  • 更新前にバックアップを取る
  • テスト環境で動作確認を行う
  • 不具合があればプラグインの組み合わせを調整する

加えて、サーバーで動くPHPというプログラム言語のバージョン更新も発生します。
その結果、WordPressやプラグインとの互換性問題が起きがちです。

たとえば、

  • 「WordPressは更新したが、テーマが対応していない」
  • 「プラグインを更新したらサイトが真っ白になった」
  • 「PHPを上げたらエラーが発生した」

このような事態は珍しくありません。つまり、更新作業には技術的理解と定期メンテナンスが欠かせないのです。

複数要素の“連鎖的な競合”

WordPressは、

  • 本体(コア)
  • テーマ(デザイン)
  • プラグイン(機能)

三層が相互依存して動きます。

そのため、どれか1つの更新が他と合わないだけで、サイト全体が不具合を起こすこともあります。

実際に、アップデート後にレイアウトが崩れたり、
問い合わせフォームが送信できなくなったりするケースも珍しくありません。

このように、WordPressの更新管理は「知識があれば簡単」ではありません。計画・検証・復旧手順まで含む運用体制が必要です。


理由②:テーマに縛られるデザインの限界

WordPressには数多くの「テーマ(テンプレート)」が存在し、
選ぶだけでサイト全体のデザインが完成するという手軽さが魅力です。

とはいえ、多くのテーマは汎用的な構成で作られています。結果として、他社サイトと似た印象になりがちです。
さらに、設定では変えられない部分があります。その場合、HTMLやCSSに加えてPHP(プログラム言語)の修正が必要になることがあります。

このPHPはWordPressの動作を司る重要部分です。もし修正に失敗すると、サイトが真っ白で表示不能になることがあります。

つまり、「見た目を少し変えたい」だけでも、実質は開発作業になりがちです。結果として、外注コストや時間が積み上がります。


理由③:制作会社オリジナルテーマによる“囲い込み”リスク

一部の制作会社は、自社専用のオリジナルテーマで構築します。一見便利に思えますが、そのテーマは他社が触れない仕様の場合があります。

結果として、次のような依存が生まれます。

  • 他社では修正・更新ができない
  • 設計がブラックボックス化していて引き継ぎが難しい
  • 制作会社の都合に運用が左右される。

長期運用を前提にすると、これは大きな制約です。将来的なリニューアルや移転にも負担が跳ね返る可能性があります。


弊社が提供する3つの解決策

ここまでの課題をまとめると、共通点は明確です。運用・更新・拡張に手間がかかるという点です。

弊社が提供するサービス「サイトワークス」では、これらの課題を根本から解決し、
中小企業が安心して成果を出せるホームページ運用を実現しています。

サイトワークスで解決できること

  • オリジナルデザイン
  • 運用・保守サポート
  • 誰でも更新できる仕組み

1. 完全オリジナルデザインでブランドを明確に

テンプレートは使いません。目的や業種に合わせて完全オリジナルで設計します。
結果として、ブランドの独自性が明確になります。

2. 運用・保守サポートで更新の不安をゼロに

WordPressのような頻繁なアップデート対応を、お客様が行う必要はありません。
弊社のサポートチームが、セキュリティとメンテナンスをまとめて担当します。
経営者の方は、技術的な負担から解放され、本業に集中できます。

3. 誰でも簡単に更新できる編集機能

文字や画像をブラウザ上で簡単に変更できます。例えば、お知らせ追加や写真差し替えも自分たちで可能です。
さらに、操作で困ったときはすぐにサポートします。
結果として、運用コストを抑えつつスピードが上がります。


まとめ:ツールよりも“成果を出す仕組み”を選ぶ

WordPressは確かに便利で多くの企業に利用されています。
しかし、自由度の高さは「管理の難しさ」と「運用の手間」に直結します。

重要なのは、「どのツールか」ではありません。どう運用して成果につなげるかです。

弊社では、

  • オリジナルデザインによる差別化
  • 運用サポートによる安心体制
  • 誰でも更新できる仕組み、

を軸に、中小企業の成長を支えるホームページ制作を行っています。

「WordPressで良いのか」と迷っている方、「WordPressの管理」で苦労されている方は、ぜひご相談ください。
貴社の目的と体制に合わせ、最適な形をご提案します。

 

ホームページ制作・集客支援を無料で相談

ヒポポワークスでは、ホームページ制作、ネット集客について無料でご相談を承っております。

ホームページ制作・運営サービス「サイトワークス」も提供しています。

サイトワークスは、初期費用50,000円、月額20,000円の月額定額制でホームページを作成・運用することができます。更新作業も引き受けますので、ご利用者様はホームページの作業はありません。

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